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2024.02.18

ピアノの練習で大切な”頭と身体と耳”を使うこと

ピアノの練習で大切な”頭と身体と耳”を使うこと

東京ルクスピアノ教室、代表講師 岡本です。

今回のブログは、前回ご紹介した当教室の講師和泉の練習方法に加え、さらにパワーアップした内容でお伝えします✨和泉の練習内容の前後に是非取り入れてみてください。

 

曲の練習に入る前に、基礎練習を

東京のピアノ教室|東京ルクスピアノ教室 講師ブログ|ピアノの練習で大切な”頭と身体と耳”を使うこと|ピアノの練習

「ピアノの練習を1日サボると、感覚を取り戻すために3日必要」と言われているくらい、指はすぐに鈍ってしまいます。

毎日手を洗い、毎日ご飯を食べ、毎日歯を磨く、このように毎日欠かさないルーティンの一つに基礎練習を入れこむことが重要です。

忙しくても、疲れていても、やらない日を作らない、やらないことが心地悪いようなリズムを体に染み込ませることが大切なのです。

基礎練習をきっちりおこなうことで、自分の苦手なパターンわかり、新たな目標もたてやすくなることでしょう。

 

曲との向き合い方

新しい曲を読むときは、憧れの曲を弾ける喜びやワクワクがありますよね。

早く弾けるようになりたい!という気持ちはとても大事ですが、ただ闇雲に音を弾くのはNGです。効率の良い練習をするために、まずは頭の中を整理してから練習に取り組むようにしましょう。

 

(1)曲の背景を知る

東京のピアノ教室|東京ルクスピアノ教室 講師ブログ|ピアノの練習で大切な”頭と身体と耳”を使うこと|ポーランドの街並み

その曲が作られた時代背景や、作曲家について、調べてみましょう。

曲に対するイメージが深まり、情景が浮かびやすくなるはずです。

 

(2)曲の構成を理解する(アナリーゼ)

東京のピアノ教室|東京ルクスピアノ教室 講師ブログ|ピアノの練習で大切な”頭と身体と耳”を使うこと|曲のアナリーゼのイメージ

 

楽譜に書いてある情報はもちろん(強弱や楽語など)、それに加えて、何調ではじまってどこで転調するのか、一番の頂点はどこにあるのか、音楽の問いと答えはどこに隠れているか、など追求すればするほど、音楽が立体的に仕上がります。

 

(3)前回の和泉の練習内容

下記よりご参照ください

ピアノ演奏本番前の7つの練習方法|東京ルクスピアノ教室

 

(4)翌日の課題

1日の練習が終わったら、必ず振り返りの時間を取ることを意識してみてください。

現状を知ることで、課題が見つかり目標が立てやすくなり、翌日の練習にいかすことができます。

例えば、この曲のここの指づかいがうまくいかない→明日の基礎練習ではハノンの◯◯番をこのリズムでやる

◯小節〜◯小節までが滑ってしまうから、明日はメトロノーム30から2メモリずつ上げていく

 

ちなみに私はこれを日記のように書いていました。文字におこして、現状を確認しながらすすめることができるので、とてもおすすめです。

ここまでが一連のながれになります。

 

最も大切な自分の音を「聴く」こと

東京のピアノ教室|東京ルクスピアノ教室 講師ブログ|ピアノの練習で大切な”頭と身体と耳”を使うこと|代表講師岡本とピアノ

最後に、私が練習の中で最も大切にしていることは自分の音を「聴く」ことです。

曲に限らず、基礎練習でも自分の音をよく聴く習慣をつけましょう。音色の微妙な変化を感じられるでしょう。

そして大きなホールでも通用するよう、広い空間をイメージしながら練習することを心がけてみてください。

 

今回は私の練習方法をご紹介しましたが、やり方は人それぞれです。また、ピアノに向き合うだけが練習ではありません。色々な方法を取り入れながら、時間をかけて自分に合う練習方法を見つけてみてください。

ただ指を動かすだけでなく、頭と身体と耳をしっかり使うことはピアノを弾く上でとても大事なことですので、意識をして練習してみてくださいね。

 

東京ルクスピアノ教室 代表講師 岡本

 

こちらもご参照ください。

ピアノの上達への近道「聴く力」をつける

 

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