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2023.08.16
ピアノの演奏の本番を通じて得られること
東京ルクスピアノ教室 代表講師の岡本です。
夏はピアノコンクールがあちこちで開催されます。
これから本番に向けて目標を立てて頑張っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回のブログではピアノ演奏の本番を通してでしか得ることのできないことについて、書きたいと思います。
演奏本番はピアニストでも緊張します
演奏本番前は、どんなに経験が豊富なピアニストでも、言葉では言い表せないほどの緊張で押しつぶされそうになります。
ピアノ歴が数ヶ月でも、何十年であっても、関係ないのですよね。
むしろ、成功や失敗など、たくさんの経験をつめばつむほど本番前の緊張は大きくなっていくような気がします。
それでも本番に出続けるのはなぜか?
私が本番に出続ける理由は、本番後にしか味わうことのできない、大きな達成感と喜びがあるからです。
聴いていただくお客さま(時には審査員かもしれません)に自分の音楽や伝えたいことが演奏を通じて伝わったと感じられるとき、それはもう表現できない感覚があるのです。
それは、ピアノを始めてまもない小さなお子様でも感じていただけるものです。
たとえその本番の演奏がうまくいかなかったとしても、得るものは大きいはずです。
次に向けてどう改善すべきか、普段のピアノの練習で足りなかったところはどこなのか、など自分の音楽を見つめ直すきっかけになるからです。
思うように演奏できず、失敗したから落ち込んだり諦めるのではなく、次にどう繋げるかを考えまた実践するまでがセットと考えると良いですね。
私自身も、うまくいった時、そうでない時、どちらもたくさんの経験をしたからこそ今の自分があると感じます。
演奏本番は成長のための通過点
私が大切にしている習慣をご紹介します。
それは本番を終えたその日のうちに、もう一度曲のおさらいをすることです。
私が学生時代のころ常に恩師に言われていた言葉です。
「本番後はホッと一息つきたい気持ちになるけれど、演奏が良くても悪くても必ずその日のうちにもう一度おさらいしなさい、休憩はそのあと」
今となっては、その意味の深さがよくわかりますが、当時の私は「なぜそんなことをする必要があるのか?」「たった一回の復習で意味があるのか?」と思ったものです。
先生にはもちろんそんなことは言えませんが、理由がわからなくても続けていたら何かつかめるかもしれない、という思いで、私はその習慣を欠かしませんでした。
練習を重ねて、本番のステージをふむ、そして次に向けてどう音を表現するかを考えるまでをルーティーンにしなさい、本番は通過点でしかないという先生の教えだったのだと思います。
是非皆さんも、本番の後疲れていても頑張って、自分なりに曲のおさらいをしてみてください。先生とも本番の振り返りをすることをおすすめします。
ピアノ演奏の本番に臨んで大きな成長を
演奏本番に臨むことで、それまでの大変な練習、努力、本番前の震えるほどの緊張、演奏後にしか味わえない感動、さらに自分の音楽を高めるために考える力の向上など、たくさんの厳しくも素晴らしい経験をすることになります。
それは、一人ひとりにかけがえのない宝になり、人生の節目できっと役に立つ時が来るはずです。
東京ルクスピアノ教室の生徒さんにも、コンクールやオーデション、発表会などのピアノの本番を通して、演奏レベルはもちろん、人としてもグングン成長してもらいたいです。
東京ルクスピアノ教室 代表講師 岡本千佳
こちらもご参照ください。
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ピアノが一生の宝物になるように
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